動画で解説を見たい方はこちら!
飛行機の翼を破壊する恐ろしい現象 – フラッタ
フラッタとは、飛行機の高速飛行時に発生する翼の大きな振動のことを言います。
翼の振動が空気の流れを変え、その空気の流れにより振動が増幅する、という負のループにより、振動がどんどん大きくなり、翼の破壊に繋がります。
一般的に、低速時は、翼が振動しやすい振動数と、空気による外力の振動数が一致しないので、負のループに入りませんが、速度を上げていくと、どこかで両者が一致し、振動が発散します。
そのため、飛行機では、翼が振動しやすい振動数を、空気の外力による振動数からずらすことで、フラッタが起きないようにしているのです。
コメント