飛行機への着氷は危険のサイン!

航空力学

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飛行機への着氷は、墜落の原因になる危険な現象です

飛行機は高高度を飛行するので、低温環境にさらされ、機体表面に氷が付きます。

Cory W. Watts, CC BY-SA 2.0 <https://creativecommons.org/
licenses/by-sa/2.0>, via Wikimedia Commons

主翼に着氷すると、翼表面の空気が乱れ、失速を起こしやすくなります。

尾翼に着氷すると、同様の理由でが効きづらくなったり、動かなくなったりします。

脚に着氷すると可動部が動かなくなり、着陸時に脚を出せなくなります。

このような事態を防ぐために、離陸前に除氷作業が行われるのに加え、

機体には、各所にヒーターが仕込まれていたり、主翼前縁には、エンジンの高温空気による保温機能や、風船のようにゴムを膨らませることで氷を吹き飛ばす装置が備えられています。

このように、飛行機にとって氷は大敵であり、それを溶かしたり吹き飛ばしたりする対策がなされているのです。

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